完母の生理再開

母乳と生理の関係性は?

完全母乳行育児

母乳だけで赤ちゃんを育てることを完母と言います。ミルクだけなら味の変化が起きない為、毎日の授乳を赤ちゃんが嫌がるといったことはないですが、母乳の場合、母親の体調によって味に変化が生じ、日によっては赤ちゃんが母乳を嫌がることもあります

 

特に生理になると母乳の味に大きな変化が

 

母乳も生理も元は血液であり、生理で持って行かれる分、母乳に含まれる成分も薄まってしまいます。赤ちゃんはこうしたものを敏感に察するため、いつもの味と違うと
驚いてしまったり

 

泣いてしまったり

 

拒んだり

 

なってしまいます。ミルクとの混合ならこうしたことも起こりませんが、完母だからこその難しさがあります。

 

完母だと生理再開はいつになるのか

母乳だけで育てている場合、1日何回も赤ちゃんに授乳することになります。研究によれば、1日数回以上、10分以上授乳していると排卵がされにくいという結果が出ています。また夜間に授乳をすると、夜遅くにホルモン分泌が活発に行われる関係でやはり排卵が抑制される傾向にあります

 

一方、ミルクで育てている人は生理再開が産後1か月にも満たない時期に訪れることが多く、悪露と呼ばれる胎盤の残りが出てくる時期と重なり、見分けがつかないことが多々あります

 

ただ完母であっても、生理が全く来ないというわけではなく、あくまで遅くなる傾向にあるということなので

人によってはすぐに来る場合もありますが、1年以上かかるケースが多いといえます

 

初産と2人目で違いは見られるのか

完母で1人目、2人目と育てる際、生理再開のサイクルに違いがあるかですが、1人目の時に比べて2人目の方が生理再開が遅く、母乳から卒業して間もなく生理があったというケースが多く、2人目の方が生理が早く来たということは少ない傾向にあります

 

また体調を崩していたり、出産のダメージが大きかったりすると、生理が起きにくい一方、一日三食バランスよく食べていた人や体調に変化のなかった人は生理が早く訪れるなど、健康面やその人の体質、遺伝によっても差がみられ、1人目、2人目、3人目と経ていくごとに再開が早くなるというのは考えにくいといえます。

完母だけで育てる場合、何人目であっても1年2年、時間を見る必要があります

 

 

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