おっぱいを片方しか飲まない原因って?
助産師さんからは乳腺炎を防ぐためにも両方のおっぱいをまんべんなくあげましょうとアドバイスを受けることが多いです。ですが実際は片方しか飲まない赤ちゃんもいます。片方しか飲まない原因はいくつかあります
代表的な理由です。この他には
といったこともあげられます
赤ちゃんはいつもと違うことがあるととても敏感に反応します。吸ってみて出ないと寝たふりをしたり、機嫌が悪くなったり、泣き出すこともあります。
母乳の量や質が原因で片方しか飲まない時の対策法
おっぱいの量は毎日一定ではないですし、体調によっても味が変わります。そのため授乳前には少し絞ってみていつもと違うかどうか確認をすると良いでしょう。母乳の量が少ない時は
胸を少し温めたり
母乳が出やすいタンポポ茶を飲んだり
が効果的。またほうれん草やネギといった緑黄色野菜は母乳のつまりも改善してくれます。わらびもちなどの和菓子も疲れをとって母乳の出を良くしてくれます。
母乳の量が多い時は必ずしぼってから授乳します
こうすることで母乳の量を減らすことができるので赤ちゃんが飲みやすくなります。乳腺炎や脂っこいものを食べたときなどはおっぱいの味もまずくなり飲みません。
根菜類がたくさん入ったお味噌汁を積極的に飲むなど日常生活を工夫してみます。
姿勢や授乳方法が原因の時の対策は
赤ちゃんは乳頭がきちんと出ていないと吸いにくく、途中で飲まなくなってしまうこともあります。きちんと乳頭を出すことが大事ですが、どうしても嫌がる時はいつもの授乳姿勢でなく、違ったやり方を試してみます
やり方としては
立ち授乳
四つん這い授乳
添い乳
があります。
立ち授乳は
赤ちゃんを縦だきにするので乳頭がくわえやすくなります
四つん這い授乳は
お母さんが四つん這いになり赤ちゃんにあげる方法です。この方法も乳頭をしっかりととらえることができます
添い乳は寝ながら行う方法
とても楽ですが、時として乳頭の形が悪くなることもあります。やりすぎには気を付けるようにします。
片方のおっぱいしか飲まなくても大丈夫
おっぱいをあげる時間とタイミングも大事ですので出ない方のおっぱいからあげるようにすると良いです